猛暑の始まり
バンビ歯科 院長 森川富夫
今日は6月30日最終の木曜日、猛暑です。
横浜よりも気温の高い大月市までゴルフに行ってきました。
梅雨も明け、これほどまでに暑くなるとは予約を入れた二か月前には
思いもよりませんでした。ご存じの方も多いと思いますがコロナ禍で
ゴルフ人口は確実に増え、予約の取りにくい状態が続いています。
暑さ対策も万全にしつつも、ゴルフ前夜に仏壇の前に手を合わせたのは初めてです。
無事に帰ってこられ、今は診療所で麦茶を飲みながら、唾液腺のマッサージを行いながら、
口の中を潤しています。当然のようにプレイ中は飲んでも飲んでも口の中はカラカラです。
耳下腺マッサージを行うと瞬く間に唾液がでてきます。
唾液の出が少ない口腔乾燥症の患者さんにもマッサージを実際に指導し、本人にも行ってもらいます。
先日メンテナンスで通院している患者さんの奥歯をやり直す事になりました。
削りだして途中に口腔内の唾液の量が少ないのに気が付きました。
「いつもこんな感じでしたっけ?」「衛生士さんや先生に別段言われたことないですけど」
そうこうしているうちに、「もう削りませんよ、後は型を採るだけですから」と言いながら
お口の中を見ると、ジワリと唾液が満ちてきました。そうか!「患者さんは久しぶりの治療で
緊張されてただけなんだ」と当たり前の事に気づかされました。
私も降圧剤を貰いに通う主治医の内科の先生に計ってもらう血圧は、事前に家で計る血圧よりも
いつも高くなります。病院という場所はやはり緊張しますね、との話ですが、
とにもかくにも今日は無事帰れてホッとしています。