歯科検診

バンビ歯科 院長 森川富夫

休診日の午後、窓から爽やかな風が入ってきます。

気持ちはすっきり、リフレッシュしています。

今日は朝から幼稚園の歯科検診で、例年通り娘、後輩の先生との三人体制でした。

園に到着すると懐かしい光景が目に飛び込んできました。

走り回る園児、砂遊びをしている園児、みんな笑顔で楽し気です。

「昨年は園庭で遊んでる子供達はマスクしてたのだろうか?」

と思い出すこともできないくらい、目の前の園児の風景は自然でした。

以前の日常の復活です。

検診では主に3歳児を担当させてもらったのですが、何か最初からざわざわしています。

検診時の記憶は明確に覚えています。集団で検診の部屋に入るとみんなマスクをしていました。

検診時のみマスクを外し、お口をあ~ん。

それが今年はノーマスク、「おねがいします」の園児の声も元気一杯。

検診前の子も後の子もなにやらぺちゃくちしています。

二人体制の保母さん達も「〇〇君~おしゃべりしない!」「〇〇君~立たないの!」

しかしそんな保母さん達の声も、園児達のざわめきも、心地よく感じられ

保母さん達には「大丈夫ですよ」と声をかけ、「お口を大きく開けてね」

「怖くないからね」と徐々に声が大きくなっていく自分がいました。

「ありがとうございました」との挨拶の後も、人懐っこく袖を引っ張る園児や

、近づいてきてもう一度「あ~ん」してくれる園児もいました。この何年間なかった光景です。

最後に一クラス年長さんがきましたが、さすがに統制がとれていました。

私は園児に向かって「歯医者さんに行ったこと事ある人は?」と声をかけると、

7~8割の園児が手をあげてくれました。この地域の「意識」の高さがわかります。

チョッピリ若返った気がします。

園児は「元気が一番」