昇降機
バンビ歯科 院長 森川富夫
早いもので、診療所の一年も、後一月足らずで終えようとしています。
昨年のユニット、レントゲンに引き続き、今年は内装、看板、テコ入れしたのですが
何と言っても昇降機の設置です。
利用される患者さんも最近になって増え、少しは通院時の負担の軽減になっています。
今朝の事です。いつものように軽やか?に階段を駆け上がり、靴を履き替えようと前かがみになった
まさにその時、腰にピキッと痛みが走りました。どうやらギックリ腰?。
幸い症状は軽く、鎮痛剤を飲み、動きは恐る恐るで何とかこなしていったのですが,
気持は弱気、しばらくはあの昇降機には私が乗る事になるのか?なんて思考は悪い方へ悪い方へ。
そんな時 ブーブーと昇降機のインターホンがなりました。
最近通っていただいてるご高齢の女性です。
義歯の調整をしながらも毎回その方とのお話を楽しみにしています。
特に今日は自分がテキパキ動けない状態だったので、いつもよりじっくり話し込んでしまいました。
何と私と同郷、嫁いでいかれるまで京都で、生家は私が遊びまわってた所です。
立命館大学、鴨川、府立病院、京都御所、私が幼少の頃、何処かですれ違っていたんだな?
と思いながらも話に花が咲き、治療を終えました。
が、処置内容をカルテに入力する段になりその方の年齢を再確認し愕然!
何と私と三周りも違っていました。京都ですれ違っていた時期があったなんて不可能です。
お元気で聡明な方です。
「又来ます」と仰って、明るく昇降機で降りていかれました。
私も気持ちが晴れました、またまた患者さんに「元気」をいただいたようです
一期一会 出会いを大切に、継続を糧にして! 良いお年を!