ワクチン

バンビ歯科 院長 森川富夫

「予約できましたか?」「繋がりましたか?」で始まる患者さん達との会話。

ワクチン接種は受けるも?受けないも?個人の自由で!と数か月前にはなっていました。

しかしここにきて、連日の報道、テレビなどに流れる長蛇の列の映像で、大きく接種へ、と流れが傾いてきています。

予約に関しては何とか自力で予約できた方、かかりつけの先生からご丁寧にも連絡を頂いた方、様々ですが、

家族総動員で予約したご高齢の方が多数いらっしゃいました。

「今回だけは受けなさいと、娘や孫達が電話?ネット?予約してくれたから」と、不本意ながらでも、何故か嬉しそうに話されます。

あれれ、以前は受けないと言ってたはずが…コロナ禍で家族の絆が深まったようです。

しかし一方で「家族全員で接種しない」という人もいます。

人為的に感染させられるなら「今以上に全員で気を付け、完全に終息するのを待つ」との事です。

接種後の副反応や体質?免疫力の変化?は自己責任で、となっている以上はその決断も当然ですかね。

なるべく大勢接種して集団免疫を獲得するべしとの理念、目標には外れていますが…

私は?と言いますと、先月末に一回目を接種しました。肩の痛みだけで他の副反応はでませんでした。

先週も「肩が痛くて横向きになれない」と仰る前日接種の患者さんもいました。

「大丈夫です、お顔は少々横を向いても、肩はまっすぐですから」

希望者全員のワクチン接種の終了まではまだまだ先のようです。

ワクチン接種者と、非接種者が混在していき油断が生まれる状態が当分続きそうです。

ワクチン接種の有無にかかわらず、区別せずこれからも対策を続け、落ち着いた日常を早く取り戻したいですね。