雨の一日

バンビ歯科  院長  森川富夫

 

 

今日は朝から大雨です。

「仕事に行きたくないな」と自分の中の他人が、園児みたいにつぶやいていました。

車の乗り降りだけでも、ずぶ濡れになって診療所に着き、予約を確認すると、

通常通りほぼいっぱいの状態。

「半分くらいはキャンセルになるんだろうな?」と思いつつも、

朝礼では「こんな雨の日に来てもらえるんだから、いつも以上に優しく、

丁寧に接しましょう」とスタッフ皆で再確認。

ところが、いざ診療が始まってみるとキャンセルなしで、バスの乗継や、

徒歩で、いつものように皆さんいらっしゃってくれます。感激です。

むしろ当日電話で「久しぶりにお掃除でもしてもらおうかしら」と来院

された患者さんも複数でした。

「こんな雨の日、掃除も洗濯もする気にならず、それなら気になってた

お口の中でも診てもらおうか!」との心境かもしれません。

そこには、まず痛いことはされないだろうとの前提があります。

詰め物がとれた、痛い、腫れた、入れ歯が割れた、等の受診動機は当然ですが、

「何か月か空いてたから」「汚れが気になる」「久しぶりにチェックを」

等の患者さん達が増えてきました。

医院の階段はお叱りを受けるほどいまだ急ですが、敷居は患者さん達にとって、

以前より低くなった?のかもしれません。

雨はまだまだ降り続いています。

体調がすぐれない不快な時期ですが、暑~い夏はすぐそこです。

どうぞご自愛下さいませ。