恵方巻

バンビ歯科 院長 森川富夫

今日は立春の前日の2月3日「節分」です。つい先日に新年を迎えたばかりなのにあっと言う間に一月が過ぎてしまいました。

小春日和の一日

朝から「豆まき」や「恵方巻き」の話題がチラホラ。

私の「節分」の思い出は、豆まきの後に歳の数だけの「豆」を食べる事、当時40代中頃の父親がお腹をさすりながら笑いながらも苦しそうに食べていた事です。「高齢化の現在!いまだにその風習は続いているのだろうか?」

さて、そんなマッタリした一日の午後に「買い物の帰りに転んで歯を打った」とご高齢の女性から電話が入りました、元気なお声で。

「痛い、痛い」と手足を私達に見せながらもユニットに座られました。

「歯もグキッとなった」と仰ったので診てみると、なんと前歯一本が完全に中に入り込んでいます。

これでは上下の歯を噛み合わせるだけで激痛が走ります。

「これは手足のすり傷よりかなりの重傷ですよ」

急いで麻酔をおこない、内に入った歯を元の位置に戻し、両隣の歯で固定しました。約一月で固定は外し、若い方なら元に戻る確率は高いのですが 、さてどうなるか?

神経の処置を行う場合や最悪抜歯←これは私の経験上避けられるはず

など、説明をし、一息ついたところで患者さんが「買い物帰りの玄関先でつまづいたのよ、いけない!ビールを外に置きっぱなしだ!恵方巻きや◯◯は家に入れたけど」その言葉に私とスタッフが同時に反応「アカン、アカンよ

かぶりついたら」「ナイフで切って左右の奥歯で噛んでくださいね、前歯は使わないように」最後に私が「痛みはどうですか?」と、お聞きすると「まだ痛いわよ」と

笑顔で膝頭を見せてくれました。

「そこには麻酔はしてませんよ」と私が冗談で返せる程、明るく、逞しい方でした。

一か月後に幸ありますように!