雪かき

バンビ歯科 院長 森川富夫

今日は2月2日。

「又、朝から雪かきかな?」と身構えて出かけましたが、差ほどの事無く

助かりました。雪国の方には笑われそうですが、先月の大雪は大変でした。

朝からキャンセルの電話が続き、診療よりも「雪かき」で一日終えました。

診療所、患者さん達の駐車場、まだ凍結する前にタイミングよく行えて、

翌日からはもうすっきり。

四年前の大雪では、一日遅れての雪かきで、倍以上の時間がかかり、しばらくは腰痛が続いていました。

そんな中「奥歯が又腫れてきた」と患者さんが来院されました。

もう何年も前から「抜歯」が妥当な「歯」ですが、悪化しそうな絶妙なタイミングで、

その患者さんはいつも来院されます。レーザーやお薬で消炎をはかり今までもたせてきました。

それなりに噛めてもいました。

しかし今回は事情が違い、患者さん曰く「本当は昨日来たかったんだけど、雪が降り始めてきて

来れなかった、いつもより変」診てみると確かに広範囲に腫脹しています。

より丁寧に処置を行ったのですが、帰り際「先生!今日プールは駄目?」

私は足元の事もあり、安静も必要と考え「今日は止めた方がいいんじゃないですか」とお伝えしました。

すると翌日ますます腫れて来院されました。

「先生がプール駄目と言ったので職場に行き、働いてたら無我夢中で5時間経ってた」

気を紛らわしたいのは分かりますが、そこまでハードにされるのはNGです。

結果的にプールにでも行って、のんびり浮いてもらった方が安静に近かったですね。

残念ですがその後その「歯」は抜歯することになりました。

受診のタイミングは大事で、「歯」もそうですが体調の悪い時は「安静」にするのも

自分自身が行える治療の一つである事をお忘れなく。

無論、可能なら雪かきもタイミングですね。