短い秋

バンビ歯科 院長 森川富夫

猛暑、猛暑の毎日が続いていましたが、ここにきてようやく涼しくなってきました。

と、思っていたら、今日は朝からどんよりしていて、午後からは雨も降りだし

体温調節が上手くできないのか今はむしろ肌寒さも感じてきています。

以前も話していますが、日本の素晴らしい四季の移り変わりは遥か彼方に、

今では春、夏、夏、秋、冬、冬、「秋」は隅に追いやられています。

先日一人の男性が午前中に定期健診にお見えになりました。

口腔ケアと義歯の微調整が主な受診動機です。

ユニットに座るや否や「すみません義歯忘れちゃいました、問題なく

咬めていますよ」「そうですかそれは良かったです」と私も応じましたが、

痛みがあったり、何か変だと思う方はまず当日に義歯を忘れる事はないし、

私は一歩踏み込んで「朝ごはん食べてこなかったでしょう?」

「えっ!何で分かるのですか?ケースに昨夜から入れっぱなしです、最近忙しくって」

口腔内を診てみると歯肉に発赤、軽い歯肉炎。

「時間がないので以前より強く磨いていたかもしれません」

少し傷ついた歯肉を見ながら

ここで竹箒の話「私たまに妻の命を受け落ち葉を集めるのですが、

早く済まそうと強い力でやっても集まらず、箒の先が壊れるだけ、さっと軽い力の

方が落ち葉はあつまりますよ」街路樹の落ち葉ひろい?集め?までが私の中では秋。

「小さい秋みつけた」と有名なサトウハチローさんの童謡がありますが、

意味は全く違いますが年々短くなっていく日本の「秋」ですので

外に極力出て「短い秋みつけた」を堪能したいと思います。