新しい出会い

バンビ歯科  院長 森川富夫

 

 

明けましておめでとうございます。暖かいお正月でしたね。

私はこの休みを利用して、「茶道具」の整理をしてみました。

「茶道」の師匠をしていた義理の母から節目、節目に頂いた、お茶碗や茶入れが

押入れの中で所狭しと置かれています。

中には私が学生時代の部活動で焼いた「お茶碗もどき」や「茶尺もどき」も出てきました。

最後に「お茶」の世界に接したのはもう十年前の事です。

義理の母の引退のお茶会のお手伝いでした。

「お弟子さんも少なくなってきたので手伝って欲しい、出来れば亭主として」との事で。

亭主とはお茶を点てる、お手前を行う人の事です。

不思議と作法、動作は覚えていました。

5年間部活動に没頭していたからでしょう。

茶道部時代の友人にも手伝ってもらい、お手前は彼と交互、

数少なくなったベテランのお弟子さん達は裏方にまわってくれましあた。

お茶の世界では「水屋」と言いますが、「水屋」がテキパキとしっかりしなければ

お茶会は成り立ちません。

我々の診療所の現場も同じです、何事も裏方です。

久しぶりの事でしたが、「美味しいお茶を飲んでいただこう、空間を楽しんでもらおう」

との一念で点ててみました。完璧に動作、作法を覚えていた学生時代よりも優雅に終えた

と思っています。オジサンになったからでしょうか。

年を重ねた今は「もっと優雅にできるかな!」とも思いますが、

お茶を「点てる」事はできても最後に「立てる」自信がありません。

お茶の世界へのカムバックは諦め、せめてその心だけは持ち続け、

日々の診療に生かされれば、と思っています。

今年も又新しい出会が始まります。