思い出

バンビ歯科 院長 森川富夫

 

11月に雪が降ったり、気候の変動が激しかった一年も終わろうとしています。

今年も新たな出会いや、自分自身新しい発見がありました。

5月の連休の頃、某テレビ局でカンボジアの特集がありました。

テロップで「海外旅行リピート率ナンバー1」との文字が飛び込んできました。

リピート率とは、一度その地を訪れた人が再び訪れたい事をいいます。

画面ではアンコールワットやアンコールトムの壮大な映像が流れてきます。

引き込まれていった私が家内に「素晴らしい、行ってみようか?」「アジアでしょ、私は嫌」

けんもほろろです。ポルポト政権化の悲惨なカンボジアしかないみたいです。

「そんな事ない、今は…」と言いましたが、「嫌なものは嫌」仕方ないと思った丁度その時、

メールが飛び込んできました。「テレビ見てた?○君が感動してる、行ってみたいって、パパ達も行かない?」

と、娘からです。大学卒業後の数年間、ボランティアで活動していた彼女には思い入れ、土地勘もあります。

妻と同じくアジアに抵抗があった我が婿殿も私と同じく感動して、行きたいとの事。

現地三日間の行程でしたが、史跡、遺跡、の素晴らしさ、感動の毎日でした。

実は私も治安、衛生面、少し抵抗がありましたが、一歩踏み出してみるのもいいですね。

帰国後 旅好きの患者さん達にも勧めて、テンション高く話が盛り上がり、まるで「観光大使」状態でした。

しかし妻には「何が一番記憶に残ってる?」「紙パンツはいて、アロママッサージ受けた事」

「………」 今年は身内や親しい友人、昔から通ってもらってた患者さん達との別れが

例年以上に多くありました。思いを寄せると、あまりにも切なく、寂しすぎる一年でしたので、

私的過ぎますが、私の今年一番の楽しかった思い出を書かせてもらいました。一期一会、出会いを大切に、継続を糧にして

健やかな一年を!