ドライマウス

バンビ歯科  院長 森川富夫

 

先月ドライマウスの講習会に行ってきました。

場所はお茶の水の母校近く、当日は五月晴れの一日で、何でこんな日にと…。

実は一週間前に予定していたハイキングが雨で中止。

後先逆ならば!と一緒に参加の友人と歩きながらブツブツ。

思い通りにはいきませんが、そこは朝から集中。

ドライマウスとはご存じのように口腔乾燥症のことをいい、

広い意味では、唾液分泌の低下だけでなく、口が渇いてると自覚する

症状全てを指しています。

原因は様々で、高齢により唾液分泌の低下、糖尿病、腎臓病などの病気、

、薬の副作用、リウマチやシェーグレン症候群という自己免疫疾患。

単に精神的な緊張でもおこります。

治療法「対処法」は多々ありますが、ご自分で簡単に行える

唾液腺に刺激を与える「筋機能療法」というものがあります。

例をあげますと、

舌先を口蓋につけて前に突き出し、音をだすポッピング法「ダッ」とか「タッ」という音がでます。

そして、効果的なのは「イー」「ウー」体操です。

思いっきり口を横に引いて「イー」思いっきり口をすぼめて「ウー」

おのおの三十回やって下さいとの事ですが、そこは随時に。

私も行ってみなしたが、中々効果がありますよ。

又、単純に両手の平を頬にあて、円を描くようにマッサージする耳下腺マサージも効果的、

久しぶりに「頭」をふるに使ってははみたのですが、

ドライマウスの勉強会だからか、コーヒー、お茶、水、と常時ふんだんに用意され、

終わってみれば、「頭」より「お腹」がより充実した一日でした。タプタプ。