歯科検診

バンビ歯科院長  森川富夫

今日は週末の土曜日、蒸し暑くなく梅雨前のさわやかな一日です。

先日「歯科検診」で幼稚園に伺いました。

娘と後輩の先生の協力も得、例年通りのドクター3人態勢で臨みました。

昨年はマスク着用の園児達もまだチラホラ見かけましたが、今年は以前の日常に完全に戻っていました。

大声で名前を言える子、控えめ?にお返事する子、いやいやお口を開ける子、検診が終わったのに近寄り袖をひっぱってくる子。

園児それぞれの個性ですね。楽しいひと時です。

主に3歳児を担当したのですが、みんなお口の中は綺麗な状態でした、虫歯もほとんどなし。

この地域の予防に対する意識の高さだと思われます。

その中で下顎の前歯A,B2本がくっついて1本になっている「癒合歯」の園児が何人かいました。

又、B←前から2番目の乳前歯の先天的欠損の園児も。

「歴史的に歯の本数は少なくなっていく傾向」と言われていますので、さほどお気にされる事はないと思われます。

ただ、癒合歯は癒合部が溝になっている場合が多いので、その箇所の念入りなで清掃ですね。

検診を続けている途中で「先生~お久しぶり、一年ぶりですね」と声がかかりました。

振り向くとベテランの保育士さんの笑顔、巡回に来られたみたいです。

「ホント一年に一回か~織姫と彦星みたいだな~」と言うと横の保育士さんはクスリ、

しかし当の本人は私の言葉を背に受け忙しそうに出ていきました。

私は心の中で「来年又お会いしましょう」

束の間でしたが園児達から溢れんばかりのパワーを貰い、心の充電ができた充実した半日でした。

これからの園児達の成長を願っています。