新年を迎えて

バンビ歯科 院長 森川富夫

明けましておめでとうございます。

新年早々に能登半島の地震、翌日の航空機事故と不幸な始まりになってしまいました。

特に能登半島の惨状は目を覆うばかりで、救助のもどかしさに心が痛みます。

そのような中、気を引き締めて今日の仕事始まりを迎えたのですが、詰め物が外れた、痛みがある、等の急な患者さん達にも適切な処置ができたと思います。

一週間もお休みしていたのですから、予め予約の患者さんを少な目にしておいたのが幸いしました。

「予約制」になっている昨今ですが、もとより「可能な限り急患の方に対応する」

が当医院の開設以来のポリシーですので。

話は能登半島の地震に戻りますが、まだまだ救援物資が届いていないとの事。

届いていても食する事が出来るのだろうか?と歯医者の私としては心配でなりません。

あの状態ではみなさん!着の身着のまま、入れ歯の方は義歯を洗浄剤の入ったケースの中に入れたままだったかも。

この話は以前の東北の震災の時に「夜に外した義歯は身近に置いておいて下さい」とお伝えしましたが、今回はもう少し踏み込みます。

「義歯は食後、洗浄液に15分~30分浸けておけば綺麗になります、そして就眠前に装着する」

が良いのでは、少々寝苦しいかも?ですが。

実際口唇のたるみを防ぐ事にもなりますしね。

ともあれこれ以上の二次災害、三次災害が起こらないように祈っています。

今年も明るく、楽しく、のんびりと。