良いお年を

バンビ歯科  院長 森川富夫

ぐらっとした揺れで飛び起き、リビングに入ると同時に妻も

二階から降りてきました。「揺れたね」「うん、怖~い」

先日の夜中の大雨といい、自然の歯車が壊れているかのようです。

コロナ禍で自然現象に過度にナーバスになっているからかもしれませんが。

しかし、温泉大好きな私ですが、私の都合よく適度に癒しを提供し続けてくれるほど

自然は甘くないかもしれません。何しろ火山帯の上に乗っかっている我が国なのですから。

先日もテレビで、災害時に備えての水、食料、薬、当の備蓄?準備?を促していました。

補足して歯科医の立場から一言。

以前にもお話しましたが、東北大震災の時に大勢の方が入れ歯をなくされて、

救援物資が届いても口にできない不自由な状態になってしまいました。

火を起こしたり、それなりの物を食したりする事ができるのは、数日後です。

まずは口に入る物を何でも食する事ができる事が一番です。

入れ歯はお口の中に入ってこその「入れ歯」、睡眠の妨げになるからや、支えの歯、粘膜を休ませるために

就眠時外す方は「入れ歯」は「居れ歯」を強く意識して下さい。

大揺れがあり、パニック時に人はまず洗面所には行きません。

義歯もすぐに羽織れる洋服の傍にケースの中にでも入れ、ご自身の傍に「居れ歯」です。

マスク越しではありますが、来年も患者さん達と笑顔のキャッチボールを続けていきます。

一期一会、出会いを大切に、継続を糧にして!